日清食品株式会社は、3年間の長期保存が可能な災害備蓄用のインスタントラーメン『チキンラーメン保存缶』と『カップヌードル保存缶』を発売した。
備蓄用ならではの工夫が満載
本製品は、2012年9月に「カップヌードルミュージアム」(神奈川県横浜市)と、「インスタントラーメン発明記念館」(大阪府池田市)でテスト販売された製品だ。これが評判となり限定的に一般販売されることとなったのである。
製品は金属製の缶にパッケージされており、中には「麺」、「かやく(スープ)パック」、「紙カップ」、「折りたたみフォーク」が各2食分と、脱酸素剤が封入されている。缶内を無酸素状態に保つと同時に、吸湿を完全に抑えることで、3年間の長期保存を実現しているのだ。
また、調理時に直接手が触れないように麺はフィルム梱包されている。もちろん、味は伝統のチキンラーメンとカップヌードルそのままである。
なお、本製品は同社のオンラインショップ、ならびに「カップヌードルミュージアム」、「インスタントラーメン発明記念館」でのみ販売される。数量も限定となっているので注意が必要だ。
また、オンラインショップでは『チキンラーメン保存缶』×2と『カップヌードル保存缶』×2、計4缶セットのみの取り扱いとなり、3,500円(送料・税込)で販売される。「カップヌードルミュージアム」、および「インスタントラーメン発明記念館」では、各780円(税込)で購入可能だ。
Editor's eyes
手軽に美味しく味わえるのがインスタントラーメンのメリットだが、通常の製品は5~6か月しか保存することができない。しかし、本製品なら食べ慣れたあの味が3年間いつでも楽しめるのである。
日清食品株式会社リリース