
飲食店を多数展開するMAJIMA株式会社は、居酒屋を業態チェンジさせた「らーめん スピカ」を4月5日(月)新大阪駅東口にオープンした。
コロナ禍で失われた「仲間と働く楽しさ」。雇用創出のための業態チェンジ
MAJIMA株式会社は元々、焼き鳥屋から始まった会社。新大阪駅で営業していた「大衆酒場 ちょーちんスピカ」をラーメン店として新規オープン。居酒屋メニューとして1年開発し続けた鶏ガラスープを応用させ「もう一度食べたくなるラーメン」の提供を目指すという。
多くの飲食店を展開するMAJIMA株式会社はコロナ禍の売上減により、事業の転換を余儀なくされた。スタッフの数を減らし営業を続ける中で「仲間と働く楽しさが失われていく感覚があった」と店舗責任者の中山さんは話す。
働く場所をつくるには売上を上げる必要があったものの、居酒屋のままで売上を上げるのは難しい。そこで業態を変え、ラーメン屋をオープンすることにした。
もともと居酒屋メニューのために開発を続けていた鶏ガラスープにたっぷりの野菜、少しの魚を加えてじっくり煮込んで完成したのが「鶏白湯ラーメン」のスープ。鶏の旨みが前面に出た、マイルドでコクのある風味が特徴。「まるで鶏のポタージュ」と呼ばれるようなラーメンを目指している。
【店舗名】らーめん スピカ
【住所】大阪府大阪市東淀川区東中島1-20-9 新大阪池永ビル2F